クラシック音楽を身近に楽しめる のだめカンタービレの音楽会

ライブレポート

以前からおもしろいと聞いていたクラシックコンサート、「のだめカンタービレの音楽会」を観てきました。

のだめカンタービレは皆さんご存知のアニメで、その設定や音楽的な描写が本格的なことでも知られています。
また、それまでクラシック音楽に興味を持っていなかった人たちにクラシック音楽の楽しさを伝えたという、とても存在感の大きな作品となりました。
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このコンサートはアニメの中で登場した音楽をメインに演奏されており、時折アニメのシーンがスライドで投影されるなどのだめファンの方にとっては嬉しい演出がなされていました。

曲間では指揮者の茂木大輔氏がいわゆるMCをつとめ曲の解説やトークを挟みます。
曲中でも楽曲のポイントや旋律の構成を文字や音符を用いてスライドで解説したり、楽曲の時代背景やその音楽がどんな情景を描いているのかを分かりやすくスライドで投影しながらの演奏で、クラシック初心者にとっても分かりやすく楽しみやすい構成になっていました。

といっても演奏自体は本格的で、コンサート自体は3時間弱にも及んでいました。
最後にはドボルジャークの交響曲「新世界より」が演奏されオーケストラの音を満喫する事が出来ました。

クラシック音楽はポップスやロックに比べると取っ付きにくいものだという印象を持たれているので、このようにアニメで興味を持った人たちでも気軽に、予備知識がなくても楽しめる為の趣向をこらした演出というのはとても素晴らしい試みだと思いました。

クラシックの世界でも、いかに分かりやすく、親しみやすく、楽しんでもらえるコンサートにするかということを真剣に考えている人たちが大勢いる事がわかりました。

音楽で伝える

この姿勢って音楽をやっている側とすれば、ジャンルが違えどもとても見習う部分があります。
やっぱり人前で演奏するという事は、見に来てくれているお客さんに楽しんでもらうという事が最大の目的であり、どうすればもっと楽しんでもらえるかということを常に考えなくてはいけません。
このコンサートのように分かりやすく噛み砕いて解説するというのもひとつの方法ですし、見た目の演出でより楽しんでもらう、お客さんにも参加してもらう、伝わりやすい楽曲を作るなどその方法は何通りもあるでしょう。

自分だけが楽しんだり自己満足に浸ってしまうと、人前で演奏する、音楽で何かを伝えるということからはかけ離れてしまうのでしょう。
一流のミュージシャンは音楽的にも、ライブとしてもとても楽しませてくれます。
音楽はやっぱり音を楽しんでなんぼってことですね。

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