音の強弱が演奏にあたえる影響を体感しよう!

上達するために知っておいてほしいこと&練習

音の三大要素とは音の「高さ」「音色」「大きさ」と一般的には言われています。
ギターでこの三大要素を考えてみると、「高さ」はフレットの押さえる位置によって変わり、「音色」はピックアップの切り替えやアンプのセッティングや弾き方で大きく変わってきます。
「大きさ」はギター本体のボリュームノブやアンプのボリューム、弾き方で変わります。

今回のテーマである「音の強弱」は「音色」と「大きさ」の両方に関わってくる「弾き方」のとても大切な要素なのです。
ある音を強く弾くと「大きさ」はもちろん大きくなり、「音色」は強くアタックのある音になります。
逆に弱く弾くと「大きさ」は小さくなり、「音色は」ソフトな音になるでしょう。
では、音の強弱が演奏にどのような影響を与えるか見ていきます。

強弱

音の強弱でどう変わるか?

ここでは分かりやすいように打ち込みで作ったドラムパターンを例に挙げてみます。
今回使うドラムパターンはベーシックな16ビートです。
ドラムパターン

打ち込み(MIDI)で音の強弱をコントロールする為の値の事をベロシティといい、1〜127の範囲で設定する事が可能です。

■まずはベロシティをすべて90に設定したパターンを聞いてみましょう。
[audio:https://thepocketguitar.com/pocket/wp-content/uploads/2013/05/kyoujaku1.mp3|kyoujaku1]
なんとも味気なく、耳にうるさい機械的な雰囲気がしますね。

■次にハイハットの16分裏のベロシティを75まで下げてみましょう。
(16分音符の2、4音目など偶数のカ所)
[audio:https://thepocketguitar.com/pocket/wp-content/uploads/2013/05/kyoujaku2.mp3|kyoujaku2]
耳障りな部分が少しましになって聞きやすいパターンになったのではないでしょうか?

■1拍目のバスドラムと3拍目のスネアのベロシティを10ずつ上げてみましょう
[audio:https://thepocketguitar.com/pocket/wp-content/uploads/2013/05/kyoujaku3.mp3|kyoujaku3]
最初の機械的な感じは薄らいできました。

■ハイハットやスネア、バスドラムのベロシティをランダムに変化をつけてみます。
[audio:https://thepocketguitar.com/pocket/wp-content/uploads/2013/05/kyoujaku4.mp3|kyoujaku4]
だいぶ自然な感じのドラムパターンになってきました。

これらの4つのパターンはベロシティ以外の要素は一切変更していません。
同じ音を同じタイミングで演奏しても強弱がつけて上げる事によってこれだけの変化が生まれるのです。

ギターも同じ

ドラムパターンを例に解説してみましたが、ギターに置き換えた場合も同じです。
16分音符のカッティングをする場合でも、すべての音を同じ強さで弾いてしまうと最初のパターンのように機械的な感じがします。
しかし、どのような強弱の加減で弾けばいいのか楽譜には記載されていないので、お手本となる演奏をよく聞いて耳で覚えるしかありません。

カッティングだけではなくソロや単音のフレーズを弾く場合でも、すべて同じ強さで弾いた場合どのように聞こえるか想像出来るのではないでしょうか。
同じフレーズでも弾く人によって聞こえ方が変わるのは、こういった細かな部分の差なのです。
ひとつひとつは小さな事でも、積み重なる事でその人なりの個性やグルーヴが生み出されるとても大切なポイントとなっています。

是非、人のプレイや自分のプレイもこのような細かなポイントに意識を持って聞き直して見て下さい。
きっと多くの発見がある事でしょう。

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