奥田民生さんの新曲「風は西から」の初回限定版CDがすごい!

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マツダのテレビCMでもおなじみの、奥田民生さん「風は西から」の初回限定版にはなんと、マルチトラックデータが収録されているのです。

これは絶対に面白い!ので早速購入。
実際にCD-ROMを開いてみると、中にはドラム、ベース、ギター、タンバリン、マラカスにボーカルの6つのデータが収録されていました。

私たちが普段耳にする音楽は、これら複数の楽器の音をミックスしバランスを整えられたものです。
実はこのミックスという作業、音楽を仕上げる上でとても重要なものでこのミックス次第で楽曲の印象やクオリティーが劇的に変わってしまうのです。
ミックスされる前のバラのデータが聞けるという事は、完成版のCDでは分かりづらいそれぞれの楽器の録音のされ方やエフェクトのかかり具合なんかもより詳しく聞き取れるという事なのです。
エンジニアを目指している方はもちろん、ギタリストにとってもプロの仕事を覗けることができとても勉強になるいい素材なのです。

マルチトラックデータの遊び方

このCD-ROMにはそれぞれの楽器の音がWAVという形式のファイルで収録されています。
WAVはMP3などのファイルに比べ、遥かに音質の良いデータ形式となり音楽業界でのデータ受け渡しの基本となっています。

まずは、このWAVデータをMac付属のDAWソフト「GarageBand」や無料のDAW「Studio One Free」などにインポートします。
あとはそれぞれの楽器の音量を上げたり下げたりしてどのように印象が変化するか楽しみましょう。

また、それぞれの楽器の音をソロで聞いてみるとたくさんの発見があります。
「ドラムの音はかなり部屋の空気感を含んでいるな〜」
「ベースの音は軽く歪んでいるんだな〜」
「ボーカルはこんな感じで録ってるんだ〜」
などなど、本当に面白いです。

収録されている音を存分に楽しんだ後は、ギタリストならギターのパートをミュートにして自分のギターを録音する事も出来るので、奥田民生さんのバックでギターを弾くというなんとも贅沢な遊びが出来てしまいます。

もちろん、ボーカルをミュートにして豪華なカラオケにする事も出来ますし、逆にボーカルだけを残して自分で色んな音をかぶせていきオリジナルアレンジを作るなんて事も可能です。

これは新しいCDの形かも!

CDが売れなくなっているこの時代、こういった試みをするアーティストは続々と出てくるのではないでしょうか。
確かに、マルチトラックデータを手にして喜ぶ層というのは自分で演奏するようなコアなファンが中心かもしれませんが、これが新たなファンを獲得するきっかけになる可能性は大いにあると感じます。
正直、私もCDを買ったのは数年ぶりですし今後もこういったCDであれば購入してみたいという気持ちです。

あとは、このマルチトラックデータを使ったオリジナルの演奏やオリジナルアレンジをYouTubeなどにアップ出来るようになればさらに面白くなると思います。
(YouTubeの包括利用許諾契約があるけど、こういったケースでもやっぱNGなのかな?詳しい方教えて下さい。)

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