ギター弾きのための音楽理論講座14 リズム講座!① あなたのリズム大丈夫?!
リズムって超重要
音楽の三要素って聞いた事ありますか?
・リズム
・メロディー(旋律)
・ハーモニー(和音)
音楽には必ずリズムがあります。
(あえてリズム感をなくした音楽もありますが、例外中の例外です)
メロディーを口ずさむとそこには必ずリズムが存在します。
意識していなくても自然にリズムが出来上がります。
そのメロディーにハーモニーを加えることで表情豊かな音楽ができあがります。
リズムは音楽の基礎そしてもっとも重要な要素なのです。
笛や弦楽器が生まれる前から打楽器はあったでしょう。
太鼓という楽器はどこの文明でも生み出されていました。
人間が音楽というものを意識するとき、必ず最初に生み出されるものはリズムなのです。
とかなんとか言ってみましたが、リズムというものが音楽の中でとても重要なんだという事が言いたいのです。
しかし、ギタリストは一般的にリズムが甘い人が多いです。
- かっこいいフレーズを弾いているんだけどなんかいけてない。
- すごいテクニックの持ち主だけどなぜだかぱっとしない。
- アドリブがどうもかっこ悪い。
そういった人はかなりの確率でリズムが甘い傾向にあります。。
リズムを鍛えるともっと良くなるのにと思ってしまう惜しいギタリストをこれまでたくさん見てきました。
また、よく言われるプロギタリストとアマチュアギタリストの違いにリズムがあげられます。
リズムが悪いとどんなにうまく弾けてもプロにはなれません。
プロを目指すかどうかは置いておいても、レベルアップを目指すギタリストはリズムを鍛えましょう。
あなたのリズム大丈夫?!
「俺はリズムに気を使ってるぜ、バッキングの時もちゃんと足でリズムとってるし」
なんて方も多いです。
バッキング=リズムギター
なんて昔は呼ばれていたので、バッキングの時はリズムに気をつけなくちゃいけない。
と理解している人は多いと思います。
では、ギターソロを弾くときはどうですか?
よく見るのが、バッキングの時は足でリズムを取りながら弾いているのに、ソロになった瞬間にリズムを取っていた足がぱたっと止まってしまう。
もしくは、リズムを足でとっているつもりなのだが、ずれている。
そういった症状の人です。
これは完全にリズムを感じられていないからだと思います。
本当の意味でリズムが体の中に入っていれば、どんなフレーズを弾こうが足でリズムをとりながら弾く事は可能です。
あなたはどんなフレーズでもリズムを感じながら弾く事ができますか?
自分の弾けるフレーズでかまいません。
ちゃんと4分でリズムを取りながら弾けているか確認して下さい。
リズム感は必ず良くなる
よく、自分はリズム感が悪いと悩んでいる方がいます。
たしかに、生まれ持ったリズムに対する感の良さなどの個人差はあります。
しかしリズム感を良くする事は可能です。
それもかなりのレベルまで鍛える事ができます。
絶対音感は幼少期につかなければその後、つく事はないと言われます。
しかしリズムは違います。
トレーニングをすれば必ず良くなります。
今回のシリーズでは、ギタリストにリズムの大切さに気づいてもらう事と、効果的なトレーニング方法を紹介していく事を目標にしています。
まずは、リズムが大切なんだという事を理解して下さい。
次回はリズムを理解する事から始めましょう。