ギター弾きのための音楽理論講座27 理論でアドリブ!!⑤
コードトーンを意識しよう
今回も前回と同様
C /Am /F /G /
のコード進行で考えていきましょう。
このコード進行ではCメジャースケールが使える事はお分かりですね?
これですね。
黒、白丸がCメジャーペンタトニックで
青が7度
赤が4度
でした。
この音だけを使ってふにゃふにゃ弾いてるとそれなりにアドリブができてしまうのですが、ふにゃふにゃ弾いてるだけだとアホ丸出しに聞こえる危険性もあるので、ちょっと頭を使ってみましょう。
それが今回のお題
「コードトーンを意識しよう」
です。
どういう事かというと、コードがCの時にはCに含まれる音「C E G」、Amの時は「A C E」~~~というようにそれぞれのコードに含まれる音を弾くという事です。
そうする事によってアドリブからもコード進行を感じる事ができるうえ、「コードトーン=コードに含まれる音」なのでフレーズに安定感、安心感が出てきます。
コードトーンの場所を確認
C /Am /F /G /はすべてCのダイアトニックコードです。
それぞれの構成音はすべてCメジャースケールの中に含まれています。
という事は今覚えているCメジャースケールのポジションの中に、これらのコードトーンがいるはずです。
まずはそのコードトーンの場所を確認。
ダイアグラム内の赤丸がそれぞれのコードの構成音の場所です。
以上のポジションがそれぞれのコードトーンです。
ではそれぞれのポジションをうまく使っていい感じでアドリブっちゃってください!!
というのはさすがに無責任。
お題を出します。
各小節の1拍目でそれぞれのコードに対応したコードトーンを弾いて下さい。(1拍目の音価は問いません。4分音符でも16分音符でもなんでもいいということ)
1拍目以外はCメジャースケールの音であれば何を弾いてもOKです。
この練習方法はコードトーンの場所を把握するという練習と、自分の狙い通りの音を狙い通りのタイミングで弾くという練習になります。
地味かもしれませんが、とても有効な練習方法です。
バッキングはてきとうにコード進行を弾いたものをレコーダーで録音してみてください。
(携帯のボイスメモ機能程度でもOKです)
これは本当にいい練習になると思います。
ぜひやってみて下さい。
先ほどのコードトーンのポジションの一覧表を作りました。
最初はこの表を見ながら練習してみて下さい。
こちらからどうぞC_Am_F_G codetone