ギター弾きのための音楽理論講座33 スケールマスター① まずはここから
スケールとは?
スケールってなに?という方は以前のエントリを参考にして下さい。
メジャースケールとは
全・全・半・全・全・全・半の音の並びのことでしたね。
その次のエントリもチェックしてくれた人は「Aメジャースケールを弾いてください」「Gメジャースケールを弾いて下さい」と言われてすぐに弾けてしまいますよね。
- AメジャースケールはAの音から全・全・半・全・全・全・半の順番で音を並べたスケール
- GメジャースケールはGの音から全・全・半・全・全・全・半の順番で音を並べたスケール
でしたね。
別の音から始めたら?
C(ド)の音から始まるメジャースケールはCメジャースケールです。
では、Cメジャースケールを2番目の音、D(レ)から弾き始めたらどうなるでしょうか?
音の並びは
全・半・全・全・全・半・全
となります。
2個目から弾いたので順番が少しずれるだけですね。
?という方は下の図を見て下さい。
ただずれているだけですね。
では、この2番目の音から弾いた音の並びにも何か名前はあるのでしょうか?
あります。
ドリアン
です。
そう、あの果物の王様と同じ名前です。
では同じように3番目の音から始めたスケールにも名前があるのか?
あります。
フリジアン
です。
同じように
4番目から始めた
リディアン
5番目から始めた
ミクソリディアン
6番目から始めた
エオリアン
7番目から始めた
ロクリアン
とそれぞれに名前がついています。
これらのスケールの事を
「チャーチ・モード」
とよびます。
普段の会話の中ではモードとよんだりします。
で?
で?
というのがこれを読んだ人の正直な感想だと思います。
何を隠そう、筆者も最初に勉強したときは同じ感想でした。
ここまではモードのお話で、音楽理論を学ぶと必ず出てくるところです。
ですが、正直これらを一つ一つ覚えていくにはとても根気と時間が必要です(その割に実りは少ない・・・)
そこで、これらのモードを実践的に、ギタリスト的に覚えて使えるようになる方法を次回からぼちぼちと更新していきます。(使えないと全く意味ないです)
すべてを覚えるのではなく、ギタリストにとって必要と思われる部分だけやっていきます。