簡単フレーズで弾くはじめてのボトルネック奏法(スライドギター)

中級者向け, 初心者向け

独特な響きと感情的なフレーズが特徴のボトルネック奏法は、別名スライド・ギターとも呼ばれています。
この記事ではボトルネック奏法の基本と、初めてチャレンジする方でも弾きやすいブルースフレーズをご紹介しています。

※ボトルネック奏法ではオープンEやオープンAといったオープンチューニングが用いられることが多いのですが、この記事で紹介しているフレーズはすべてレギュラーチューニングで弾けるフレーズです。

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ボトルネック奏法とは

ブルースの誕生とともに編み出され、古くはロバート・ジョンソンやマディ・ウォーターズ、エリック・クラプトン、デュアン・オールマンといったブルースギタリストにも愛用されてきた奏法です。

左手の指にはめたボトルネック(スライド・バーとも呼ぶ)を弦に触れさせて弾くことで、普通にフレットを押さえた時とは異なる独特なサウンドを得ることができます。

スライドバー

ボトルネック奏法ではフレットを押さえず、音を連続してスライドさせながら弾いていくため別名スライド奏法とも呼ばれます。

現代のギタリストでボトルネック奏法と言えば、真っ先に名前が上がるのがデレク・トラックス。
彼の演奏でボトルネック奏法の魅力を体感してみましょう。

ボトルネック奏法に必要なもの

ボトルネックは昔のギタリストが酒瓶(ボトル)の首(ネック)の部分を切り取って使っていたことが、その名前の由来と言われています。

現在ではガラス製のものや鉄製のものが市販されているので、手軽に手に入れることできます。
ガラス製のものは丸く柔らかいサウンド、鉄製のものは硬く攻撃的なサウンドがするのですが、まずはガラス製のものを購入し、慣れてきた段階で鉄製も試してみると良いと思います。

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ギターはエレキギターでもアコースティックギターでも大丈夫なのですが、弦高が高い方がボトルネック奏法に向いています。
弦高が低いと弦がフレットにあたりノイズが出やすくなるので、本格的にボトルネック奏法にチャレンジする人は弦高を上げて、弦も太めのものに交換しましょう。
また、エレキギターのように弦高が各弦で調整できる場合は、1弦側と6弦側を通常より若干高めにセッティングするなど、弾きやすいセッティングを探してみましょう。

ボトルネック奏法の弾き方

ボトルネックのつけ方

ボトルネックは左手の中指、薬指、小指のいずれかにつけますが、とりあえず最初は薬指にはめて練習してみましょう。
普通のボトルネックは指と同じくらいの長さがありますが、第二関節を曲げた状態で装着するので、指の根元までははめません。
(指の根元まではめるギタリストもいるので、いろいろ試して弾きやすい方法を探してみましょう)

スライドバーを装着

この状態でボトルネックを弦の上に置くのですが、押弦ではなく「置く・触れさせる」という感覚が大切です。
強く押してしまうとノイズの原因になります。

基本のフォーム

スライドバーの基本フォーム

こちらの写真は3弦の7フレットをボトルネックで弾いているのですが、大事なポイントが2つあります。
・フレットの真上に置く
・フレットに対して平行にする

通常の押弦と違い、ボトルネックでは無段階で音程を出すことができるため、フレットからズレてしまうと音程もズレてしまいます。
普段からボトルネックとフレットが平行になるように練習しておくと、難しいフレーズになっても正確な音程で弾くことができます。

※3弦の7フレットを弾いていますが、ボトルネック自体は他の弦にも触れている状態になります。

ミュートの方法

スライドバーよりナット側の指(人差し指や中指)は弦に触れてミュートしておきます。

スライドバーのミュートの方法

このミュートができていないと、ナット側の弦の振動がノイズとなってしまいます。
エレキギターではそれほど気にする必要もありませんが、アコースティックギターの場合はサウンドに大きな影響が出てしまいます。

練習フレーズ

基本の弾き方、フォームができたら練習フレーズを弾いてみましょう。
練習フレーズと言ってもただドレミファソラシドを弾くだけですが、左手をスムーズに動かすことと正確な音程で弾くことの難しさが実感できると思います。

ドレミファソラシド

音程が変わるタイミングでボトルネックを横移動させ、音が途切れないように弾いていきます。

  • ボトルネックがフレットと平行になっているか
  • 音程は正しく弾けているか
  • 左手の人差し指か中指でミュートができているか
  • 強く押さえすぎてボトルネックがフレットや指板に当たっていないか

と言ったポイントを意識しながら練習してみましょう。

ボトルネック奏法でブルースにチャレンジ

ボトルネック奏法にはじめてチャレンジした人の多くが「こんなに難しいのか…」と挫折しそうになるかと思いますが、確かにたくさんの練習が必要な難しい奏法です。

ボトルネック奏法が普及しない原因の一つはこの難しさだと思うので、ここではできるだけ弾きやすいフレーズばかりで構成されたブルースフレーズをご紹介します。

ちょっと練習するだけで雰囲気満載のフレーズが弾けるようになるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ボトルネックブルース

音源では1コーラス分弾いた後に、2コーラス分のマイナスワントラックが入っています。

【弾き方のポイント】
ボトルネック奏法はピックで弾く場合と、指で弾く場合があります。
それぞれサウンド面や弾きやすさの違いがあるのですが、いちばん大きなポイントがミュートになってきます。

隣り合った弦を弾く場合、ボトルネックが弦に触れたままの状態になり、片方の弦をミュートしないと音が重なり不明瞭な音になります。
あえて音を重ねる場合もありますが、音を重ねたくない場合は左手ではミュートできないので都度右手でミュートします。
指弾きの場合はこのミュートがしやすくなるので、最初は指弾きから始めるのがおすすめです。

・1〜4小節目
1、2弦を交互に弾きますが、ここではあえて音を切らずに重ねて弾きます。
ビブラートをかけながら弾くと、このハーモニーがボトルネック奏法らしさを際立たせてくれます。

・5〜8小節目
ここは単音フレーズになっているので、スライドバーを左右に動かしながら、音が重ならないように右手のミュートを交えながら弾いていきます。

・9〜12小節目
ここも1、2弦の音を交互に弾きますが、できるだけ音が重ならないようにすることでフレーズが際立ちます

全体的に横移動が大きくないので、初めてボトルネック奏法にチャレンジする人でも比較的弾きやすいフレーズです。
また、隣り合った弦で続く音が同時に鳴ってもハーモニー的に問題ないところが多いので、ミュートもそれほどシビアになる必要がありません。

こじんまりとならないよう、まずは思い切りよく弾いてみましょう!

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