今すぐチェック!ギターの上達をさまたげる姿勢の話

練習方法

みなさんは普段ギターを弾くとき、姿勢に気を使うことはありますか?
あまり意識することがないかもしれませんが実はこの姿勢、ギター上達のパフォーマンスに大きな影響を与えるのです。

悪い姿勢でギターを弾き続けることで起こる様々な弊害を知ることで、ギターの上達はもちろん身体にも良い影響を及ぼしいつまでも楽しくギターを弾くことができるようになります。
それでは早速みていきましょう。

1、姿勢が悪いと下手になる?

練習する際、座って練習することが多いと思いますが、ついつい猫背になってしまうという人も多いとおもいます。
しかしこの「猫背」無意識のうちに正しいストロークをさまたげ、「ギターの鳴りを生かしたいい音が出ない」「カッティングにキレが出ない」「ピックで弾いているつもりが人差し指の爪が弦に当たってしまう」「ストロークをしているうちにピックが変な方向を向いてしまう」など、よくあるダメな症状の原因の一つとなっているのです。

まずは下の画像をごらんください。

「背筋が伸びている」
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二つの画像を見るとギター本体とストロークの軌道が平行になっていることがわかります

「猫背になっている」
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猫背になった影響でギターが傾いてしまい、ギター本体とストロークの軌道に大きなズレが生じています。
これでは6弦側ではピックが浅く入り、1弦側では深く入るようになりムラができてしまいます。
この状態でストロークやカッティングをすると6〜1弦の鳴りがアンバランスになったり、ピックが深く入りすぎて人差し指の爪が弦に当たるなど様々な悪影響がでてきます。

また、ギターの傾きに合わせてストロークも傾けてしまうと、右腕に無駄な力が入り重力に逆らった不自然なストロークになってしまいます。

上記の画像をそれぞれ見比べてみると、姿勢がどれだけ大事か直感的に納得していただけるとおもいます。
これだけで自分の実力を3割程度マイナスしてしまっているのではないでしょうか、逆に考えると普段の姿勢を正すだけで3割り増しに演奏のクオリティーが上がる方もいるかもしれません。

2、姿勢が悪いと体にも負担がかかる

体の様々な不調が歪みから来ているという話を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
「足を片方だけで組む」「カバンを片方だけにかける」など日常生活の中のちょっとした習慣で体は歪んでしまうそうです。

座ってギターを弾く際の姿勢を思い出してみましょう。
右利きの場合、右太ももにギターを乗せます。
そうするとギターのヘッドは少し前方に出た状態になるのですが、その状態でギターを構えると左肩が前に出て体の軸がねじれている状態になってしまいます。
この状態で何時間もギターを弾いていると、体が歪んでしまうのは仕方のない事でしょう。

実は筆者も20代前半の頃、背中全体がじわーっと痛くなりそのまま数日過ごしていると5分と立っていられないような状態になったことがあります。
しばらく立っているだけで背中全体に鈍痛が出てきてすぐにうずくまり、何もできないようになってしまいました。
もちろんギターの練習も仕事も思うようにできませんでした。

これはまずいと思い知人に紹介してもらった腕の良い整体師に相談したところ、体の歪みが原因ではないかと言われました。
ギターを弾く仕事をしていると伝えると、ギターを構えた姿勢と体の歪みが同じ方向なのでほぼ間違いなくギターが原因だということになりました。
数回その整体師の元に通い施述してもらうと嘘のように体の痛みが消えました。

それからは姿勢を意識することと、ギターを弾いていると必ず体は歪むということを頭に入れ、ストレッチなどをこまめに行うことで、そのような痛みと再会することなくギターを弾き続けてこられました。

また、それ以外にも呼吸器系の異常や、頭痛、肩こり、腰痛の原因などになることもあるそうです。

3、姿勢が悪いとライブパフォーマンスもカッコ悪い

performance
初対面の印象は後々の人間関係にとても大事で、その印象は会ってから2〜3秒で脳が判断するとも言われています。
判断材料として服装や表情、声のトーンはもちろん姿勢も大切な要素になっているそうです。

猫背でうつむきがちだと自信のない弱々しい印象を与えてしまいます。
これがもし、ライブで初めて出会うお客さんの前だったらどうでしょう。

かっこいいSEに合わせて照明が暗転したライブ会場で、バンドメンバーがステージに登場。
その時お客さんにはバンドメンバーの気配だけが伝わります。
「どんなバンドなんだろう、SEもかっこいいし期待できる!!」
ドラムのカウントで1曲目がスタート、それに合わせて照明が照らされる。

間違いなくかっこいいはずのスタートだったのですが、バンドメンバー全員が猫背で下を向いていたら、「この人たち自信なさそう」「シャイなの?」「お客さんの前で演奏するってわかってるの?スタジオ練習じゃないんだから」など一気に印象はガタ落ちです。

ステージに立つ場合は服装や髪型はもちろん、姿勢を含めたライブパフォーマンスも含めて表現になります。
ライブで実力以上のパフォーマンスが出せることはありません、普段から意識しておくことが重要です。

4、姿勢を良くするために

座ってギターを弾くときに気を付けるポイントとしては、

  • おへそが後ろに行かないように、腰の重心を体の中央に持ってくる
  • 肩が前に落ちないように引き上げる
  • アゴが前に出ないようにする
  • できる限り指板を見ないようにする

の4点に注意しましょう。

具体的な猫背対策についてはプロのアドバイスを参考にしましょう。

正しい姿勢をキープする時に大事なのは、実は腰。骨盤をしっかり立てる様に意識して座ることが大切。
さらにお尻の真下にある、二つの出っ張っている骨、座骨の上に体重を乗せることを意識して座ると楽に姿勢をキープ。
引用:「目指せ姿勢美人!猫背改善講座」

こちらのサイトを見ると「バストUP」「勉強能率もUP」さらには「身長もUP」だそうです!!
これはやらない手はないですね。

最後に

いかがでしたか?
ギターの上達を姿勢が妨げているなど、考えたこともなかったという方も多いかと思います。

スポーツ選手がフォームのチェックに時間をかけたり、体幹トレーニングを取り入れたりしているのと同じだと考えれば、ギタリストにも姿勢を正す努力が必要だと納得していただけるのではないでしょうか。

正しいフォームで演奏することは楽器の上達だけでなく、いくつになっても演奏を楽しむという面でもとても重要なことなのです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたは今、どんな姿勢で読んでいましたか?

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