ギター弾きのための音楽理論講座23 理論でアドリブ!!①

ギター音楽理論

ブルースでアドリブ

まずはこのコード進行
 
G7/C7/G7/  /
C7/  /G7/  /
D7/C7/G7/D7/

基本中の基本、ブルースのコード進行ですね。
キーは「G」です。

さて、このコード進行でアドリブを弾く場合何スケールで弾きますか?

そうです。

ここで使えるのは

「Gマイナーペンタトニックスケール」
「Gメジャーペンタトニックスケール」

の二つが一般的です。
(一般的と書きましたが、98%くらいの人がこの二つのスケールを基にしてアドリブを弾くと思います。
あとの2パーセントの人は難しい解釈をして色んなスケールを織り交ぜてくるでしょう)

???

このスケールでどうやってアドリブができんの?
って方はこちらを参考にして下さい。
【ギターレッスン】アドリブレッスン ブルース 1 (ブルース進行)

で、今日のテーマ。

理論でアドリブ!!

という事なので、ちょっと音楽理論的に考えて使える音を増やしていきましょうって話。

M3rdを有効活用

今回はGマイナーペンタトニックスケールでアドリブを弾く前提で考えていきます。

まず、M3rdという音を有効活用するという事なのですがこれは
「各コードのM3rd」
ということです。

【Gマイナーペンタトニックスケール】
$ギター弾きによるギター弾きのためのブログ-thepocketblog23_1
先ほども出てきましたが、Gマイナーペンタトニックスケールの形ですね。

この形と各コードのM3rdがどのような位置関係か把握していきましょう。

まずは「G7」のM3rdです。
$ギター弾きによるギター弾きのためのブログ-thepocketblog23_3

次に「C7」のM3rdです。
$ギター弾きによるギター弾きのためのブログ-thepocketblog23_4

次に「D7」のM3rdです。
$ギター弾きによるギター弾きのためのブログ-thepocketblog23_5

図を見てもらうと一目瞭然なのですが、それぞれのM3rdはマイナーペンタトニックスケールからはみ出している事が分かります。

マイナーペンタトニックスケールからはみ出している=変わった雰囲気になる
コード進行に合わせて各コードのM3rdを弾く=コードの音を弾いているので外れている訳ではない

という風にこの方法を使う事によって単調になりがちなブルースのアドリブに簡単に変化を加える事ができるのです。

では、M3rdを意識してアドリブを弾いてみましょう。
簡単なお手本フレーズを譜面にしました。

こちらからどうぞ。
BLUES (M3rd)

次回もブルースに使えるお手軽ネタでいってみます。
お楽しみに~。

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