コードの読み方と意味を一発で理解する方法

初心者向け

ギターを弾いていると日々たくさんのコードを目にしますが、なかにはこれなんて読むの?というコードもたくさん出てきます。
「C#mM7(9)」や「D♭m7-5」のように、もはやコードなのかただの文字化けなのか判別のつかないようなものもたくさんあります。

コードの記号がそれぞれ何を表し、何を意味しているのか理解できれば、複雑な表記のコードでもすぐにその読み方と意味が分かり、音楽の深い理解につながります。
今回は、「C#mM7(9)」というコードの読み方を紐解きながら、どんなコードでもすぐに読めるようになる読み方の基本とその意味を見ていきましょう。

コードの読み方の基本

コードとは異なる2つ以上の音が重なったもので、日本語では「和音」と呼ばれています。音が3つ重なった「3和音」と、3和音にもうひとつ音を付け加えた「4和音」がよく使われます。

コードを書く時の基本ルールは

「ルート音」→「3和音の種類」→「付加音」→「その他」

の順番に書くことになっており、それぞれに意味があります。

コードの読み方

①ルート音

コードのルート音

「ルート音」とは、そのコードの中でいちばん低い音のことで、日本語では「根音」とも呼ばれコードの根っこになるもっとも重要な音です。
「シー」や「ディー」などアルファベットをそのまま読み、「C#(シーシャープ)」や「D♭(ディーフラット)」のように臨時記号がつくこともあります。

「C#mM7(9)」のルート音は「C#(シーシャープ)」となります。

②3和音の種類

3和音の種類

3和音とはその名の通り3つの音が重なってできたコードで、もっともシンプルな構成のコードです。
構成音は「ルート、3度、5度」の3つで、「3度」と「5度」の音程が変化することでコードの種類が変わってきます。

代表的なものに「M(メジャー)」「m(マイナー)」「aug(オーギュメント)」「dim(ディミニッシュ) 」があります。

「C#mM7(9)」の3和音の種類は「m(マイナー)」なので、「C#m(シーシャープ マイナー)」と読みます。

③付加音

コードの付加音

3和音に付加音を乗せると、4和音と呼ばれるコードになります。
付加音の種類には「6(シックス)」「7(セブンス)」「M7(メジャーセブンス)」などがあり、3和音のコードネームにそのまま付け加えて読むことになります。

「C#mM7(9)」の付加音は「M7(メジャーセブンス)」なので、ここまでを続けて読むと「C#mM7(シーシャープ マイナー メジャーセブンス)」となります。

④その他

コードその他

4和音にさらに音を積み重ねることができ、ここで積み重ねられる音は「テンション」と呼ばれ「9」「11」「13」のように数字で表記されます。

テンションはコードの上に小さく書かれますが、テンション以外の「sus4(サスフォー)」などの記号はコードの上ではなく右側に書かれます。
また、テンションをコードの右側に表記するケースもあり、楽譜作成ソフトや紙面の仕様により様々なケースがあります。

「C#mM7(9)」の「その他」は「9(ナインス)」となり、「C#mM7(9)」を続けて読むと「シーシャープ マイナー メジャーセブンス ナインス」となります。
にわかには信じがたい、異常に長い名前ですがれっきとした正式名称です。

コードの読み方いろいろ

とても難しいコードが読めるようになりましたが、次のコードは何と読むのでしょうか?

「D7(#9)」

何となく「ディー セブンス シャープナインス」と読めた人も多いのではないでしょうか?

正解です。

では、このコードネームは何を意味しているのでしょうか?
コードは「ルート音」→「3和音の種類」→「付加音」→「その他」の順番で書くルールがありましたが、「D7(#9)」をこのルールに当てはめるとどうなるでしょう?

D7#9コードの意味

「ルート音」「付加音」「その他」はきれいに当てはまっていますが、「3和音の種類」には何も入っていません。

実は、3和音の種類が「M(メジャー)」の場合「M」を表記しないというルールがあり、読むときも省略して読みます。
そのため、今回のように「3和音の種類」が表記されずアルファベットだけで書かれたコードはメジャーコードを意味していることになります。

それでは、こちらのコードはどうなるでしょうか?

「EM7(11)」
読み方は「イー メジャーセブンス イレブンス」となります。
このコードを「ルート音」→「3和音の種類」→「付加音」→「その他」の基本ルールで分類するとどうなるでしょうか?

EM7(11)コードの意味

こちらも3和音の種類が空白になります。
最初は「M7」のMを3和音の種類と読み違える人が多いので注意しましょう。
付加音が「M7(メジャーセブンス)」と「7(セブンス)」ではコードの役割が大きく異なってしまいます。

一覧表

最後に、「ルート音」「3和音の種類」「付加音」「その他」それぞれで使われる記号とその読み方をまとめてみましょう。

「ルート音」

C(シー) D(ディー) E(イー) F(エフ) G(ジー) A(エー) B(ビー)

※アルファベットをそのまま読みます。
※それぞれのアルファベットに#(シャープ)や♭(フラット)がつくこともあります。
例)D#(ディー シャープ)、G♭(ジー フラット)

「3和音の種類」

M(メジャー)
m(マイナー)
aug(オーギュメント)
dim(ディミニッシュ)

※M(メジャー)は表記されず、読むときにも発音しません、

「付加音」

6(シックス)
7(セブンス)
M7(メジャーセブンス)
dim7(ディミニッシュ セブンス)

※慣れないうちは、CM7を「CM(シー メジャー)」の3和音に「7(セブンス)」の音が付加されたと勘違いしがちですが、メジャーの3和音には「M」を表記しないルールがあるので、CM7は「C(シー メジャー)」の3和音に「M7(メジャーセブンス)」の音が付加されたコードです。

「その他」

sus4(サスフォー)
add9(アドナインス)
♭5(フラット・ファイブ)
#5(シャープ・ファイブ)

【テンション】
9th系

9(ナインス(ナチュラル・ナインス))
♭9(フラット・ナインス)
#9(シャープ・ナインス)

11th系

11(イレブンス(ナチュラル・イレブンス))
#11(シャープ・イレブンス)

13th系

13(サーティーンス(ナチュラル・サーティーンス))
♭13(フラット・サーティーンス)

※ #や♭がつかないテンションは他と区別するため「ナチュラル」をつけて呼ぶこともあります。
※「その他」にはたくさんの種類がありますが、数字をそのまま英語読みするだけなのでそれほど難しくはありません。

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