ピックの持ち方を見直すときの5つのポイント

初心者向け

ギターの練習では左手の運指練習やピッキングのトレーニングがよく取り上げられますが、その前段階の「ピックの持ち方」もとても重要なポイントです。
「ピックの持ち方」が悪いと、きれいな音が出なかったり、ピッキングのコントロールが難しくてうまく弾けないなどいろいろな問題の原因になります。

ピックの持ち方を見直したらこれまで弾けなかったフレーズが弾けるようになった
ピックの持ち方を少し変えただけでストロークの音が軽やかでキレのある音になってきた
などその影響はとても大きいのです。

今回はピックの基本的な持ち方から、自分のピッキングを見直したい方が具体的にどう見直したら良いかまで、ピックの持ち方について一緒に考えていきましょう。

ピックの基本的な持ち方

ピックの持ち方1

①人差し指を軽く曲げます。このとき、関節がギュッとならずにフワッと自然な曲げ具合になるようにしましょう。

ピックの持ち方2

②人差し指の側面、第一関節より先にピックを乗ます。

ピックの持ち方3

③ピックに親指を軽く添え、ピックの先端が親指に対して直角になるように調整します。

以上がピックの基本的な持ち方です。
次は、基本的なピックの持ち方で弾いているが弾きにくい、ピックがすぐにずれてしまう、などピックの持ち方を見直す時のポイントをみていきます。

人差し指と親指の位置関係

人差し指と親指の位置関係には大きく分けて2パターンあります。

①人差し指が親指よりも先端にいる
②人差し指が親指の真裏にいる

ピックの持ち方人差し指と親指

この2パターンのどちらが正解というものではありませんが、①はピックと人差し指の触れる面積が大きくピックがしっかりと固定されます。
それにともなって音の印象は硬くなり、特にアップピッキングではアタック感の強調された音になりますが、行き過ぎるとアップピッキングが弦に引っかかるなどの弊害も出てしまいます。

②はピックと人差し指の触れる面積が小さいので、グリップ力が弱くなる分ピックがずれやすくなります。
その反面、音がソフトになり芯のある音が出しやすくなります。

実際には①と②の中間の持ち方もあるので、弾きやすさと出てくる音の良し悪しを判断しながら調整していきます。

ピックを握る強さ

ピックのコントロールが上手くいかないため、ピックを強く握って無理やり安定させようとするケースもありますが、これは逆効果です。

理想的な力加減は、ピックの先端を押した時に抵抗なくぐらぐらになっている状態です。

軽い力でピックを持つ

人差し指と親指で軽くつまんでいるだけで、力はほとんど入れずに弾いてみましょう。

ピックを握る強さによっても音は大きく変わり、力を入れないほどソフトな音、強く握るほど硬く荒々しい音になります。
基本は力を入れずに軽く握るようにしますが、演奏中は出したい音やフレーズによって微調整を加えながら弾くことになります。

ピックを持つ位置

ピックのどの部分を持つかも大切なポイントになります。

ピックを持つ位置

ピックの上を持つほどピッキングに使える面積が広くなり、ピックを大きく動かすストロークやカッティングに有利になります。

ピックの下を持つと先端がほとんど出ていない状態になりますが、細かなコントロールがしやすくなるので繊細で素早いピッキングが求められる場面では有利に働きます。

また、ピッキングした際のピックのあそび具合にも大きく影響してきます。

ピックのあそび

ピックの上を持つほどあそびが大きくなります。
あそびが大きいと言うことは弦に対する抵抗が小さくなり、音はソフトになります。

逆にピックの下を持ち、あそびが小さい時はピックを持つ力がダイレクトに弦に伝わるので音は硬くなります。

どちらにもメリットがあるので、プレイスタイルや弾くフレーズによって使い分けられるようにしておくと便利です。

他の指の扱い

最後はピックに直接触れない、中指、薬指、小指の扱いをチェックしてみましょう。
こちらも大きく分けて2つあります。

①クローズ(軽く握る)
②オープン(自然に伸ばす)

ピッキング時の薬指と小指の使い方

この2つもどちらが正解かはありませんが、①のクローズが一般的とされています。

クローズの場合、手首から先とピックが一体化した動きをするため、自然とアタック感の強い音を出せたり、ストロークやカッティングの時に右手の重みがピックに乗りピッキングスピードが出やすいなどのメリットがあります。

オープンの場合は小指や薬指がギターのボディーやピックガードに触れることになり、右手全体を安定させやすいと言うメリットもあります。
ギターソロを弾く時は常に小指や薬指をピックガードに付けているタイプのギタリストも多くいます。

カッティングをする時はクローズ、ソロを弾く時はオープンなど場面に応じて使い分けるギタリストも多いのが、他の指の扱いの特徴です。
また、クローズか、オープンかという両極端なものではなく、その中間も存在するため、自分が弾きやすいスタイルをじっくりと見つけていきましょう。

まとめ

ピックの基本的な持ち方とピックの持ち方を見直す時の4つのポイントとして、人差し指と親指の位置関係、ピックを握る強さ、ピックを持つ位置、他の指の扱いをみてきました。
この4つのポイントはそれぞれ1か10かの極端なものではなく、その中間も存在するため、細かく見ていくと無数の持ち方が存在することになります。

また、人の手や指の大きさはひとりひとり違うため、弾きやすく、求めるトーンが出せる持ち方への正解はなく、自分で試行錯誤しながら見つけていく必要があります。

さらには、上達するにつれてピックの持ち方に違和感を覚えるようになった、新しいスタイルに挑戦したが上手く弾けない、などピックの持ち方を見直す機会はいつまでもあります。
いつでも、自分にとってベストなピックの持ち方を見つけられるよう、今回ご紹介した基本となるポイントをしっかりと押さえておきましょう。

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