iPad版QYって?ギタリストがMobile Music Sequencerを使ってみた

音楽系アプリ情報

ヤマハのQYといえば一昔前(二昔くらい前か?)シーケンサーの定番中の定番で、好きなバッキングパターンを選択し、任意のコード進行を入力するだけで、トラックが出来上がるというこれ1台で音源作りが完結する優れものでした。
ギタリストの間ではアドリブ練習用のバッキングトラック制作や、曲のアイデアをバンドメンバーに伝えるためのデモ音源制作に使っている人が多くいました。

そんなQYがiPad版になって復活?!
ということでさっそくダウンロードしてみました。

なるほど、こんな感じなんですね。
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おおまかな使い方は

1,PHRASEを選択

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プリセットされているフレーズから好みのものを選びます。

想像と違ったのは、フレーズはそれぞれのパートごとに選んでいく必要があるという事です。
ドラムのフレーズを探して選択、ベースのフレーズを探して選択、鍵盤のフレーズを探して選択とそれぞれ個別に選びます。
(個人的にはスタイルを選択したら全パートがそのまま演奏されて、気になる部分は変更可能って感じだったら手軽で最高なんだけどな〜)

フレーズは最初から入っていますが、後ほどアプリ内で購入して追加する事も出来ます。
「Dance Pop Pack」「Electronic Pack」「Hip Hop Pack」「R&B Pack」が各350円となっています。

2,コード進行を入力

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コードの入力はとても分かりやすくて便利。
テンションコードも充実しています。

3,フィルインを設定

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フィルインやブレイクの設定はタイプを選択するだけで手軽に行えます。
設定の操作感を理解するのに少しつまずいてしまいました。

4,セクションの完成

上記1〜3の作業でセクションが完成します。
セクションとは簡単に言うとAメロ、Bメロみたいなもの。

1〜3の作業を繰り返し必要なセクションを作り上げていきます。

5,ソングの編集

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作ったセクションをドラッグして並べていき、完成です。
それぞれのパートはピアノロールで編集する事もできます。

Gのブルース進行を作ってみました。
[audio:https://thepocketguitar.com/pocket/wp-content/uploads/2013/02/2013_02_03-09_48_30.mp3|titles=blues_g]
blues_g

QYの手軽さをイメージして使ってみたのですが、操作を理解するのに時間がかかってしまいました。
しかし覚えてしまえばさくさくと作業が出来るように思います。
iPadで手軽に音源が作れる環境が欲しい方にはおすすめのアプリです。

QY100が今でも61,950円(税込)で発売されている事を考えるとMobile Music Sequencerの1,700円(2013年2月末までは半額キャンペーン中)は破格の安さだと思います。
(ヤマハさんのブログなどではiPad版QYと紹介されていますが、正直別物アプリと捉えた方がいいように思います。個人的な意見としてはイメージしていたものとは違いました。凄いアプリである事には間違いないですが。)

ギタリストにとっての注意点は、Mobile Music SequencerはMIDIでトラックを作ったり、MIDIキーボードを演奏して録音する事は可能なのですが、オーディオを録音する事は出来ません。
そう、ギターの音を録音する事が出来ないのです。

しかし、オーディオコピーと言う機能があるため、作製したトラックをミックスダウンし、iPad版のGarage Bandにペーストとしてしまえばギターの音を重ねて録音する事も可能です。
参考:iPadのGarageBandとPOD Mobile In™で1曲作りました

デモ音源程度ならiPadだけで十分なクオリティーのものが出来てしまうと思います。
これでいつでもどこでも、思いついた時に制作がスタートできてしまいますね!

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