サークル・オブ・フィフス(Circle Of Fifths)はギターの指板上で覚えましょう
サークル・オブ・フィフスは音楽理論を勉強した事のある人なら必ず目にしたことがある単語であり、図表です。
日本語では五度圏と言います。
様々な場面で利用されて覚えておくととても便利なサークル・オブ・フィフスですが、覚えるのが大変でそこで嫌気がさしてしまう人が多い事も事実です。
また、この図表を丸覚えしたところで実際のギタープレイに活かす事はなかなか難しいものです。
そこでおすすめの覚え方は「ギターの指板上で覚える!!」です。
準備段階として上のサークル・オブ・フィフス時計からアルファベットを抜き出してみましょう
順番 調号の数 |
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
右回り #系 |
C | G | D | A | E | B | F# | C# |
左回り ♭系 |
C | F | B♭ | E♭ | A♭ | D♭ | G♭ | B |
#系は完全5度上に進行し右回り、♭系は完全4度上に進行し左回りになっています。
これをギターの指板上で見てみましょう
#系
5弦3フレットから始まり、5度上のGの音に進行します。
(6弦のGに音が下がっているので5度上に上がっている事がイメージしづらいですが、指板上で分かりやすいようにオクターブ下のGに移動していると考えて下さい)
♭系
6弦8フレットから始まり4度上のF(5弦8フレット)に移動しています。
指板上の音の関係を視覚的に捉える事が出来るようになれば、サークル・オブ・フィフスを覚えるだけでなく様々な場面で活躍してくれるので是非とも覚えておきたいポイントです。
サークル・オブ・フィフス時計を買って毎日にらめっこしながら覚えるのと、いつも触れているギターの指板上で覚えるのとではどちらがいいか、自分に合った方法でトライしてみましょう。