【TAB譜あり】ギターの試奏で使ってみたいフレーズ -カッティング編-
以前のエントリ楽器屋さんでギターを試奏する時に使いたいフレーズ5選&やってはダメな事では試奏の際にギターのどういった部分に注目すれば良いのかという点について書いてみました。
今回は「試奏の際に回りの目なんか気にする必要ないって分かってるけど、やっぱり気になっちゃう」という方の為にちょっと気の利いたカッティングフレーズを用意してみました。
1、コード進行のあるカッティング
slow
テンションコードを含んだコードが使われ、少しオシャレな響きを醸し出してくれます。
G7(13)は6弦から、人指し指、中指、薬指、小指の順番で押さえます。
CM7(9)は5弦から、中指、人指し指、小指、薬指となります。
慣れないうちは押さえるのが難しいコードなので、しっかりと指になじませましょう。
右手のカッティングは、できるだけ力を入れないようにソフトなピッキングを心がけて下さい。
力んでしまうと荒々しい音になり、オシャレ感が減少してしまいます。
2、ブルージーなカッティング
slow
A7一発のカッティングなのですが、フィルインがブルージーな感じも出しています。
まずは正確なオルタネイとピッキングで弾けるようにゆっくり練習してみましょう。
2、4小節目のフィルインはアップピッキングがカギになります。
切れの良いアップピッキングができるとカッティング全体のレベルアップにつながります。
そして不要弦のミュートもポイントなので左手でしっかりとミュートし、ピッキングは小振りにならないように気をつけて下さい。
3、ファンキーなカッティング
slow
このパターンはリズムが少しはねています。まずはこのリズムの特徴をしっかりとつかみましょう。
単音カッティングもたくさん出てくるので、こちらも不要弦のミュートが大切です。
5弦を人指し指で押さえて単音カッティングする場合は、6弦は人指し指の先で触れてミュートし、4、3弦は人指し指の腹の部分でミュートするという基本フォームを指になじませておきましょう。
実際に試奏するときに
楽器屋さんで周りの人の目ばかり気にして肝心のギターの音があまり耳に入ってこない状況では意味がありません。
しっかりと自宅で練習し、これらのフレーズがさらっと弾けるようになってから実践してみましょう。
自分の楽器で何回も弾いたフレーズは、違う楽器で弾いた時に弾きやすさや音の出方などの細かな違いがはっきりと分かります。
試奏で一番大切な楽器の善し悪しを判断するという目的を達成する為にも、何度も何度も練習してください。
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