目と耳で覚える リズム譜の読み方

初心者向け

楽譜には大きく分けて3種類の情報が入っています。
①音程
②リズム
③表現

楽譜が読むうえでいちばんネックになるのが、リズム譜の読み方です。
4分音符、8分音符、16分音符などたくさんの種類のリズムがあり、それらが複雑に絡み合っているためスラスラと読めるようになるには、それなりの練習が必要です。

こちらの記事ではリズムの基本的な読み方を覚えていただき、そのあとは動画教材を見ながらリズム譜の読み方を目と耳でマスターできるような構成になっています。

それでは、じっくりとリズム譜の読み方をマスターしていきましょう!
※基本的なリズム譜の読み方がわかる方は、5番の動画教材へジャンプしてください。

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音符の長さ

一覧表で音符ごとの読み方、長さを把握しましょう。
リズム譜1

全音符は4拍分の長さ、2分音符は2拍分、4分音符は1拍分の長さになっています。
音符の読み方は「全音符を1としたときの長さ」をあらわしています。

2分音符は全音符の1/2の長さ
4分音符は全音符の1/4の長さ
8分音符は全音符の1/8の長さ
16分音符は全音符の1/16の長さ
となっています。

逆に全音符と同じ長さになるよう、それぞれの音符を足していくと以下のようになります。

リズム譜2

休符の長さ

こちらも一覧表で見てみましょう。
リズム譜3
全休符は4拍分、2分休符は2拍分、4分休符は1拍分音を出さないという意味です。

休符は漢字で書くと「休む、休憩する」というゆるいニュアンスを受けますが、「音を止める」「無音を演奏する」と捉えた方が本質的なニュアンスに近づきます。
特にリズミカルな楽曲においては、休符の捉え方ひとつでグルーヴ感に大きく影響を及ぼすので、それぞれの長さをしっかりと把握しておきましょう。

付点

音符の右に付く「 . 」は「付点」と呼ばれます。
付点が付くと「元の音符 + 元の音符の1/2」の長さに伸びます。

リズム譜4
付点全音符の場合
元の音符=4拍分の長さ
元の音符の1/2=2拍分の長さ
となるので、「元の音符 + 元の音符の1/2」=「4拍 + 2拍」で6拍になります。

休符にも付点が付くことがあり、考え方は同じで「元の休符 + 元の休符の1/2」の長さになります。

タイ

タイでつながれた2つの音符の合計の長さまで伸ばすことを意味します。
リズム譜5
上の2つの譜例を演奏すると、どちらも同じ音になります。
下の書き方の方がシンプルで見やすいのに、なぜタイが必要なのでしょうか?

タイが活躍するのは「小節をまたいで音を伸ばす」場面です。
また、4/4拍子の楽譜を書くルールに「2拍目と3拍目はつなげず、3拍目を明確にする」というルールがあります。
そのため、2拍目から3拍目にかけて音を伸ばす場合、2段目のような書き方になります。

リズム譜5

動画で覚えよう!

ここまでのリズム譜の基本が分かったら、あとは実際にリズム譜を読みながらスラスラと読めるようになるまで練習あるのみです。

こちらの動画教材の使い方はとても簡単で、画面に出てくるリズム譜に合わせて手拍子を叩いていくだけです。
1つの教材は10個のパターンに分かれており、徐々に難易度が上がっていきます。
途中から初見ではついていけなくなるかもしれませんが、焦らず、繰り返し再生して練習してください。

【Rhythm score training – Basic Vol 1】
8分音符のトレーニング動画

【Rhythm score training – Basic Vol 2】
16分音符のトレーニング動画

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