リズムの基本!リズムキープ力をチェックしよう

初心者向け

音楽はリズム、メロディー、ハーモニーの3つの要素で出来上がっていますが、リズムは人類がはじめて音楽を奏でた時から変わることのない、大切な音楽の要素です。
リズムとは一定の周期で繰り返される音で、この周期が安定しているほど気持ちの良い演奏になっていきます。

とは言っても、我々人間は思っている以上に一定の周期でリズムをキープするのが苦手です。
試しに次の動画を再生して、リズムキープ力チェックをしてみてください。

全10問ありましたが、1発で全問クリアできた方は自慢してもいいレベルです。
1問目からキープできていなかったという人も大勢いると思います。

ですが、安心してください。
「リズムキープは難しい」ということを実感できた方は、リズムキープ力をどんどん上げていくことができます。
「もう、伸び代しかない」状態です。

それでは冒頭でご紹介した動画を使いながら、リズムキープ力アップのコツと練習方法をご紹介します。

リズムキープのコツ

動画ではメトロノームがBPM100で流れていたのですが、そのメトロノームに合わせて「イチ、ニ、サン、シ」と数えているだけだとリズムキープは不可能と言っても過言ではありません。

リズムキープの最大のコツは「リズムを細かく感じる」です。
メトロノームの音同士の間には何も音が鳴っていないのですが、その空白地帯を「イチ/ト、ニ/ト、サン/ト、シ/ト」というように、「ト」で埋めていきます。
すると、「ト」で埋めながらカウントした音は8分音符のリズムになっており、メトロノームが出す4分音符の倍の細かさでリズムを数えたことになります。

私がレッスンで説明するときは「フリーハンドで直線を描くとき、目印が多い方がまっすぐ描きやすいですよね?!」というような例え話を使っています。

目印が多い方が真っ直ぐな線を描きやすいように、目印が多い方が正確なリズムをキープしやすいと言うわけです。

問題の答えと練習方法

ここからはそれぞれの問題がどんなリズムだったのかという答えと、リズムキープ力を高めるための練習方法を見ていきましょう。

第1問

リズムキープテスト1

1小節目の1拍目だけ音が鳴り、その後は休符が続いています。
先ほどご紹介した「イチ/ト、ニ/ト、サン/ト、シ/ト」のリズムを口ずさみながら、リズムを細かく感じることが何よりも大切になってきます。

また、休符の間はどうしても不安になってしまい、リズムが再開するところに合わせに行こうという意識が働きやすくなるのですが、この状態だと余計にリズムが不安定になります。
自信を持ってリズムをカウントし、手拍子も強くはっきりと鳴らすことでリズムが安定しやすくなります。

第2問

リズムキープテスト2

1拍目の裏にカウントが入っています。
「イチ/ト、ニ/ト、サン/ト、シ/ト」の「イチ/ト」の「ト」の部分に音が鳴ります。

はじめて聞いたときは惑わされたかもしれませんが、どこに音が鳴っているかを理解できると惑わされることもなくなり、逆にリズムを細かく感じる手助けに聞こえるようになってきます。

第3問

リズムキープテスト3

2拍目の裏にカウントが入っています。
「イチ/ト、ニ/ト、サン/ト、シ/ト」の「ニ/ト」の「ト」の部分に音が鳴っています。

このリズムも、どこに音が鳴っているか理解できるとリズムを細かく感じるサポートに聞こえてくるはずです。
楽器を演奏するときは必ず、周りで鳴っている音を聞きながら演奏するのですが、ここでも裏で鳴っている音を良く聞く必要があります。

第4問

リズムキープテスト4

8分裏で毎回カウントが入っています。
「イチ/ト、ニ/ト、サン/ト、シ/ト」すべての「ト」で音が鳴っています。

8分裏のカウントに慣れていないと、気付いたら裏のメトロノームと手拍子が一緒になってしまい、3小節目で表拍のリズムが帰ってきたときにズレてしまうということになります。
このリズムに慣れるとリズムキープ力が大幅にアップするので、何回も練習してみてください。

第5問

リズムキープテスト5

ここからは16分音符が登場し、一気に難易度が上がります。
16分音符は1拍を4つに分割したリズムで、「イ/チ/ト/オ、ニ/イ/ト/オ、サ/ン/ト/オ、シ/イ/ト/オ」とこれまでよりもさらに倍の細かさでカウントします。

このリズムは「イ/チ/ト/オ」の「イ」と「オ」にカウントが入っています。
2つ目のカウントが1拍目の最後にあるということをしっかりと理解しておき、2拍目と勘違いしないように注意しましょう。

第6問

リズムキープテスト6

「イ/チ/ト/オ」の「チ」と2拍目の「ニ」、次は「サ/ン/ト/オ」の「ン」と4拍目の「シ」でカウントが入っています。
頭では分かっていても、知らず知らずのうちに「チ」と「ン」を拍の頭と勘違いしやすいリズムなので、基本となる4分のリズムをしっかりとカウントしましょう。

第7問

リズムキープテスト7

このリズムは3つの音で1つのパターンになっています。

慣れないうちは「タタッ、タタッ、タタッ」と3つの音がひとつのかたまりとして聞こえてきて、手拍子もそれにつられてしまうと思うのですが、鳴っているリズムと4分音符の位置関係が理解できてくると徐々に正確な4分音符をキープできるようになります。

第8問

リズムキープテスト8

こちらは5つの音で1つのパターンになっています。

4分音符の位置を理解することと同時に、頭の中で「タカタカ、タカタカ」と16分音符を鳴らし続けられるかが鍵になってきます。
16分音符の細かいリズムを感じながら手拍子を叩きましょう。

第9問

リズムキープテスト9

すべての拍で16分音符2つ目の場所にカウントが入っています。

正確な4分音符を感じると同時に、細かな16分音符のリズムが感じられているかがポイントになってきます。

第10問

リズムキープテスト10
すべての拍で16分音符4つ目の場所にカウントが入っています。

気付いたら手拍子とメトロノームの音が同時に鳴っているという方も多いと思います。
頭で理解していても自然と引っ張られてしまうので、頭の中で細かなカウントを流しながらじっくり取り組んでみてください。

リズムキープが出来たら次にすること

「あの人のリズム感はすごい」
「あのバンドのリズムが気持ちいい」
など、音楽の良し悪しを大きく左右するのリズムですが、今回ご紹介してきたリズムキープが上達したからと言って良い演奏ができるわけではありません。

この記事の冒頭でリズムとは「一定の周期で繰り返される音」と書きましたが、これはリズムの基本部分だけの話になります。
良いリズム、気持ち良いリズムと言うのは、この基本部分がしっかりとした上にさらに様々な要素が乗っかって生み出されるものなのです。

  • リズムの間合い
  • 音の強弱
  • 楽器同士のアンサンブル

などたくさんの要素が絡み合って良いリズムになるのですが、土台となるリズムキープが出来ていなければすべてが台無しになってしまいます。
まずはしっかりとトレーニングをして、リズムキープが自然とできるよう感覚を体に染み込ませましょう。

それが出来たら良い演奏を聴いて真似して(コピーして)、自分の演奏を録音して本物と聴き比べてみましょう。
一流ミュージシャンの演奏と自分の演奏の違いを分析して、どうすれば近づくことができるかたくさん試行錯誤してみましょう。
その中でたくさんの発見や答えが見つかるはずです。

深〜い深〜いリズムの沼にぜひハマってください。
とても楽しい世界が待っていますよ!!

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