ギター弾きのための音楽理論講座29 理論でアドリブ!!⑥

ギター弾きのための音楽理論講座

1,次の小節を先読み
以前のエントリー、コードトーンでアドリブの続きです。
その中で、C Am F G の進行のなかでコードが変わるたびにそれぞれのコードに含まれる音を弾くという練習を紹介しました。
とにかくコードトーンのポジションを覚えるという事と、狙ったタイミングで狙った音を弾くトレーニングでした。
今回はこの練習にさらに課題をプラスします。
課題
コードチェンジのタイミングで各コードのルートの音を弾く。
です。
例えば下の譜面のように
$ギター弾きによるギター弾きのためのブログ-thepocketblog29_1
1弦8フレット(C)/1弦5フレット(A)/2弦6フレット(F)/2弦8フレット(G)/
と弾いていきます。
今は短調で面白くもないフレーズですが、1拍目に指定の音を弾いた後にCメジャースケール内の音を弾いて変化をつけていって下さい。
この練習をより効果的にするちょっとしたアイデアを紹介します。
狙った音の2つ下の音から弾き始める
です。
例えば、2弦5フレットを1拍目に弾きたい場合は前の小節の4拍目に8分音符で2弦6,8と弾くという事です。
$ギター弾きによるギター弾きのためのブログ-thepocketblog29_2
とても単純な練習に思えますが、実は音楽を演奏するうえでとても重要な感覚を鍛える事ができるのです。
演奏には先読みの能力がとても重要です。
今弾いている音にだけ集中するのではなく、自分が今演奏している音がどこに向かっているのか、どのように解決に向かっているのかを俯瞰して感じられる様になる能力です。
この練習は「今弾いている音は次の小節に向かっている」というごく小さな範囲での先読みのトレーニングです。
これができてくると「4小節単位」、「曲のセクション」、「曲の終わり」といようにどんどん先を読む感覚を意識してほしいと思います。
聴く、演奏するというどちらの能力にも大きな成長をもたらしてくれます。
もちろん今回の練習だけでこの感覚を身につけるには不十分ですが、そのとっかかりには十分になってくれると思います。
ちょっと話しが難しい方向にそれましたが、こういった事を分かっているだけで上達のスピードが大きく変わります。
下の図で赤で囲んでいる部分をひとつのパーツとして捉えましょう。
次の小節の頭に向かってメロディーが進んでいる事が分かると思います。
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では先ほどの練習方法を発展させた場合のお手本フレーズを用意したのでダウンロードして下さい。
どんな発展形になっているか分析してみましょう。
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