ギターの練習時間はどのくらい必要?3パターンに分けて考えてみました

練習方法

「一日何時間くらい練習すればよいですか?」
ギター教室の生徒さんやネット上でもよく受ける質問の一つですね。
ですが、この質問への回答は何パターンも考えられます。

もちろん、練習時間はできるだけたくさんとった方がいい事は確かなのですが、人それぞれ環境がちがいます。
学生さんの場合、比較的時間がとりやすい方が多いと思いますが、社会人になるとほとんどの方がなかなか思うように時間が取れなくなってきます。

さらに、目指す目標によっても必要な時間は変わってきます。
将来、プロギタリストとして活動していきたいと願うなら毎日8時間から10時間練習することも必要でしょう。
のんびり気長に、趣味としてギターを楽しみたいのであれば毎日30分から1時間でも練習できれば十分かもしれません。
重要な事は「目標を定め、毎日継続して練習をする」ということ。

音楽では「一日練習をさぼれば自分が気付く。二日練習をさぼれば師が気付く。三日練習をさぼれば聴衆が気付く」と言われます
そのくらい毎日の練習が大切なのです。

練習時間

今回は3名のレベルや目標の違う生徒さんに登場してもらい、それぞれどの程度の練習時間が必要か考えてみましょう。
(生徒さんは当スクールでこれまでに指導してきた方たちのイメージを寄せ集めた架空の人物像です)

Aさん
年齢  :46歳
ギター暦:半年
職業  :会社員

仕事も落ち着いてきて時間的なゆとりも少し出てきたAさんは、若い頃に憧れていたギターに再チャレンジしようとフェンダーのストラトを購入。
とりあえずあの定番曲をかっこよく弾けるようになって、一生の趣味にしたい。

仕事が落ち着いてきたといっても残業がある日もあれば、仕事の付き合いもあるので毎日決まった練習時間をとる事ができません。
そこで3パターンの練習メニューを考えてみましょう

・休日など練習時間がたっぷり取れる日(2〜3時間)
スケールトレーニング、ストローク、課題曲の練習などこれまでの復習も兼ねて幅広く取り組みます。
また、苦手な部分を克服する為にはある程度時間が必要になるので、時間を取れる日にみっちり取り組みましょう。
ギターを楽しく弾く事が最もよい練習になります。とにかく楽しんでください。

・定時に仕事が終わった日(30分〜1時間)
運指トレーニングを準備運動として行ってください。
その後、課題曲の練習を行います。
課題曲の練習は、昨日まで練習した部分のおさらいと次のステップに取り組みましょう。
「今日はここのフレーズを覚える」「昨日覚えたフレーズをこのテンポで弾けるようにする」などその日の目標を無理のない範囲で設定し、効率のよい練習を心がけて下さい。

・残業などで帰宅が遅くなった日(5〜10分)
とりあえず今取り組んでいる曲なりフレーズなりを1~2回弾きましょう。
そしてクロマチックなど基本の運指トレーニングを2~3分行って下さい。
とにかく昨日までの事を忘れてしまわないように、レベルを維持する事を心がけて下さい。
どんなに疲れていようとも少しずつ練習を積み重ねる事が、1年先の大きな成果をもたらしてくれます。

Bさん
年齢  :28歳
ギター暦:10年
職業  :会社員

10代の頃にギターにハマり、バンド活動なども経験。
現在の仕事に就いた当初はギターを弾く余裕がなかったが、最近は少し余裕も出てきたので再開。
今後も趣味としてギターを続けていき、またバンドを組んでライブがしたい。

仕事がある平日と、休日に分けて2つの練習メニューが考えられます。

平日メニュー(1〜2時間)
基礎練習はもちろん、曲の練習やアドリブの練習などを行いましょう。
毎日2時間も練習するのは最初は大変ですが、テレビを見る、ゲームをするなどギターの為にいくつかの事を我慢する必要が出てきますが、必ずギターを弾いている方が楽しいと感じられるはずです。
楽しんで練習できていればこのくらいあっという間です。

休日メニュー(3〜5時間)
とにかく時間がある時は弾き倒しましょう。
上手くなればなるほどギターの新たな楽しさに気付く事になり、自然と練習が楽しくなります。

Cさん
年齢  :18歳
ギター暦:2年
職業  :学生

将来はプロギタリストを目指している。
とにかく音楽が大好きで、ギターを弾く事で食べていけるようになりたい。

一日中弾いて下さい。
起きている間、お風呂に入る時以外はギターを弾きましょう。(8〜10時間)
食事中も、トイレにいく時も、寝る時もギターを持ったままだったというような経験談はよく聞きます。

少し極端な数字や例かもしれませんが、そのくらいの気持ちが必要です。
学校やバイトなどどうしてもギターが弾けない時間はあると思いますが、それ以外の時間は極力ギターにつぎ込んで下さい。

逆に言えば、そのくらい没頭できなければプロとして活動していく事は難しい、ギタリストの多くは本当にギターが大好きで、若い頃はギターにすべてをつぎ込んできたという人達です。
そんな人達が集まったプロの世界はとても厳しい世界なのです。

とにかく楽しもう

具体的な数字で練習量を現すと少ししんどく感じますが、本当に楽しんでギターを弾いていれば軽くクリアしてしまう数字だと思います。

理想的なのは「楽しくてギターを弾いていたら、いつの間にか8時間経っていた」「毎日30分ギターを弾く事が楽しくて仕方がない」という状態です。
ギターを弾くという事は誰にも強制されるものではありません。
とにかくギターを、音楽を楽しみながら毎日の練習を積み重ねていきましょう!!
そうすれば必ず思い通りにギターを弾けるようになるでしょう!

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