ギターを始めた初日にやること
ギター初心者のための7日間らくらく練習メニュー1/7
ギターの世界へようこそ!!
この連載では、これからはじめてギターにチャレンジする初心者の方が無理なく、楽しく練習できるよう最初の7日間に適した練習メニューをご紹介していきます。
練習メニューの監修はオンラインレッスン専門のギタースクールとして10年以上の実績を誇るTHE POCKETが行いました。
楽しく、奥の深いギターの世界へ足を踏み入れる大切な最初の7日間を、一緒に過ごしていきましょう!!
オンライン専門のギタースクール
当サイトを運営するTHE POCKETは開校14年、日本で最初のオンライン専門ギタースクールです。
プロの講師陣によるマンツーマンレッスンだから、あなたのペースで確実に上達できます
まずはチューニング
ギターはとてもチューニングが狂いやすい楽器なので、自分でチューニングができるようになる必要があります。
いきなりチューニングから入るのでハードルが高く感じてしまいますが、液晶表示で音を示してくれる「チューナー」と呼ばれる道具や、スマホのアプリでもチューニングができるので、慣れてしまえばそれほど難しいものではありません。
ギターの弦は細い弦から順番に1弦、2弦、3弦と数えていき、それぞれの弦を
1弦 = E(ミ)
2弦 = B(シ)
3弦 = G(ソ)
4弦 = D(レ)
5弦 = A(ラ)
6弦 = E(ミ)
の音に合わせていきます。
大まかな流れは
- チューナーを取り付ける
- 合わせたい弦を鳴らす
- ペグ(糸巻き)を回して音を合わせる
となります。
まずは6弦だけを鳴らし、液晶の表示が「E」になるようペグを回していきます。
針が真ん中より左を指していたら「低い」、右を指していたら「高い」を表しています。
チューニングについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
ピックを持ってみる
ギターは左手で弦を押さえて右手で弦を弾きます。
この時、右手の指で弦を弾く方法とピックと呼ばれる道具を使って弾く方法がありますが、まずはピックで弾く方法を覚えていきましょう。
まずはピックの基本的な持ち方です。
①人差し指を軽く曲げます。このとき、関節がギュッとならずにフワッと自然な曲げ具合になるようにしましょう。
②人差し指の側面、第一関節より先にピックを乗ます。
③ピックに親指を軽く添え、ピックの先端が親指から1〜2cm程度出るように調整します。
手の大きさや指の長さは人それぞれ違うため、自分に合った持ちやすい方法はじっくりと見つけていかなければいけませんが、まずは基本的な持ち方でやってみましょう。
初心者のうちはすぐにピックを落としたり、ピックの向きが変わったりしてしまいますが最初はそんなものだと割り切って練習しててください。
指2本で押さえられるコードを弾いてみる
チューニングができてピックの持ち方もわかったら、早速ギターを弾いてみましょう。
まずは指2本で押さえられるため、ギター初心者でも弾きやすい「Em」というコードの押さえ方を覚えましょう。
いちばん太い弦の隣の弦(5弦)、2つ目のポジション(2フレット)を中指で、
その隣の弦(4弦)、2つ目のポジション(2フレット)を薬指で押さえます。
この2本の弦以外はどこも押さえません。
押さえられたら太い弦から細い弦に向かってピックを振り下ろしてみましょう。
この、上から下にピックを振り下ろす動作を「ダウンストローク」や略して「ダウン」と呼ぶので覚えておきましょう。
6本の弦からきれいに音は出ていましたか?
弦を1本ずつ、ゆっくりとダウンストロークをしてみると音が出ている弦と、出ていない弦の区別が付きやすいので試してみてください。
音がきれいに出ていない弦があった場合、「薬指か中指がしっかりと弦を押さえられていない」「薬指や中指が隣の弦に当たってしまっている」などが主な原因です。
指の位置を少しずつずらしてきれいな音が出る場所を探してみましょう。
ここまでできたら次の楽譜のようなリズムで弾いてみましょう。
最初の2小節は4拍分ずつ伸ばし、次は2拍ずつ、その次は1拍ずつとリズムが変化させていきます。
最後は動画に合わせて一緒に弾いてみましょう。
スムーズに弾けるまで何回も繰り返して弾いてみてください。
間違えずに弾けるようになれば1日目の練習は終了です、お疲れ様でした!!