曲の再生速度を落としてゆっくりと練習&耳コピ
※この方法はQuickTime Playerのバージョンアップにより利用できなくなりました。
曲を練習していると「フレーズはだいたい覚えたんだけど、CDに合わせると早くて弾けない…orz」
なんて事よくありますよね。
そんな時は曲の再生速度を落としてしまえば、自分の好きなバンドが自分の為にゆっくりと演奏してくれるという、夢のような練習環境が出来上がってしまいます。
曲の再生速度を落とす為にはPCに楽曲を取り込み、専用ソフトを使う必要があるのですが、おすすめのソフトは「QuickTime Player」です。
QuickTime PlayerはApple社が無料で提供する音声、動画再生のソフトなのでmacにはもちろん最初から入っており、Windowsの場合もiTunesをダウンロードする際に一緒にインストールされる仕様になっている為、すでにインストールされているの人も多いのではないでしょうか。
(QuickTime Playerのダウンロードはこちら)
1,ファイルを開く
QuickTime Playerを立ち上げ「ファイル」メニューの「ファイルを開く」からPCに取り込んだ楽曲を選択します。
※Windowsの場合は任意のフォルダを開いてもファイルが表示されないので、「ファイルの種類」選択バーで「すべてのファイル」を選択すると楽曲のファイルが表示されます。
これでQuickTime Playerで楽曲を再生できるようになりました。
2,A/Vコントロールウィンドウを表示する
再生速度を調整する画面は「A/Vコントロール」と呼ばれます。
「ウィンドウ」メニューの中から「A/Vコントロールを表示」を選択します。
3,再生速度を調整する
A/Vコントロールウィンドウの下に「再生速度」調整のスライダが表示されます。
このスライダを左に動かす事で再生速度を遅くする事が可能です。
このテクニックは曲を練習する時だけでなく、耳コピをする時にもとても役に立ちます。早いフレーズをコピーする際にどうやって弾いているのか分かりづらい事もあります。そんな時は再生速度を落とす事で楽に耳コピができてしまいます。
また、QuickTime Playerには楽曲のキーを変更する機能も付いており、A/Vコントロールウィンドウの「ピッチシフト」スライダで変更する事が可能です。
ギターやベースのチューニングが半音下げで演奏されている楽曲を、レギュラーチューニングのまま練習するときなどに役立ちます。
ギター練習に役立つこと間違いなしのQuickTime Playerを使い倒しましょう!!