クリスマスソングはアレンジやネタのアイデアが満載〜Jingle Bellsの名アレンジ10選+1

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クリスマスの時期が近づくと街中でもテレビでも、どこに行ってもクリスマスソングが溢れかえっていますね。

そんなクリスマスソングの定番曲の一つが「Jingle Bells」なのですが、これまでに数多くのアーティストにカヴァーされており、それらを聞き比べる事でアレンジのアイデアや楽曲の調理方法の勉強になります。

Brian Setzer Orchestra(ブライアン・セッツァー・オーケストラ)


最高のギタリスト、ブライアン・セッツァーが率いた「Brian Setzer Orchestra」による歴史に残る名バージョン。
本当によく耳にするバージョンですね。

しょっぱなからハイテンションで飛ばしまくりです。
ブギーのベースラインとドラムパターンの上にブライアンのギターとブラスで味付けされており、聞く人の気持ちが自然と盛り上がるようなアレンジになっています。

しかしいつ聞いてもブライアン・セッツァーのギターは絶品です。
音もフレーズもグルーヴも、聞いていて気もちいいとはこの事です。

Diana Krall(ダイアナ・クラール)


ダイアナ・クラールはカナダのジャズシンガー。

冒頭の4ビートのベースラインと鈴の音の組み合わせだけでクリスマスの雰囲気が全開になります。
また、その裏で入っているギターのバッキング(このような4ビートに合わせたバッキングをコンピングと言います)がグルーヴ感を倍増させていますね。

その後にブラスが入ってきて一気に楽曲が盛り上がってきます、こういったブラスセクションのアレンジは素人ではなかなか難しいのですが、とてもかっこよく参考になるアレンジになっています。

全体的に大人な雰囲気に仕上がり、楽曲が最高潮に盛り上がった時でも各プレイヤーが冷静に演奏している事がよくわかります。
まさに一流の大人のプレイといった感じです。

Benny Goodman(ベニー・グッドマン)


ジャズクラリネット奏者のベニー・グッドマンが率いたバンドによる演奏。
なんと1935年の録音だそうです。

もちろん録音状態による音質の古さはありますが、今聞いても十分オシャレでカッコよく、ブラスセクションというよりも、木管楽器と金管楽器のセクションと言った方がしっくり来るような音色ですね。

演奏自体はとてもシンプルですが、気持ちいいスウィング感があります。

Duke Ellington Orchestra(デューク・エリントン・オーケストラ)


ジャズピアニスト、デューク・エリントンが率いるデューク・エリントン・オーケストラによる演奏。

テーマの裏で展開されるピアノのバッキングは、ギタリスト目線で見てもとても参考になるアイデアが溢れています。
ギター以外の楽器を聞く事でギターの新しいアイデアが見つかるという事は、とてもよくある事なので是非参考にしたいですね。

同じ曲を同じようにジャズアレンジにしてもこれだけの違いが出るという事です。
アレンジの大切さが分かりますね。

Helmut Lotti(ヘルムート·ロッティ)


ベルギーのテノール歌手

オーケストラとコーラスにによる演奏でとてもリッチなサウンドになっています。
生で見た時のオーケストラのパワーは凄い物があります。是非一度は生で見てみましょう。

よく見るとオーケストラに混じってギターも入っていますね。

Frank Sinatra(フランク・シナトラ)


泣く子も黙る?フランク・シナトラ

ゆったりとしたテンポで演奏されています。
アレンジをする上でテンポはとても重要な要素になってくるため、アレンジを考える最初の段階でどのくらいのテンポにするかを考える事が基本です。

ストリングスと女性コーラスがしっとり感とハーモニー感にアクセントを加えています。

Barbra Streisand(バーブラ・ストライサンド)


1962年に歌手としてデビューしたバーブラ・ストライサンド。

先ほどのフランク・シナトラとは対照的にテンポを上げてなかなか思い切ったアレンジになっています。
古い録音なので昔の映画音楽のような雰囲気がしますが、現代の録音でドラムをフューチャーして演奏するととてもかっこいいアレンジになりそう。
是非とも聞いてみたいものです。

James Taylor (ジェームス・テイラー)


アメリカ人シンガーソングライターのジェームス・テイラーによるブルースアレンジ。

このバージョンはアレンジというよりも、Jingle Bellsのテーマをモチーフにした新しい楽曲という感じ。
1つのメロディーやテーマからインスピレーションを得て、新しい楽曲を生み出すというアプローチもミュージシャンにとってはあらゆる場面で参考になります。

Skid Row(スキッド・ロウ)


アメリカのハードロックバンドSkid Rowによる演奏。

8ビートで演奏されたロックバージョン。
テンポとともに、ビートやリズムパターンはアレンジのなかで最も大きな要素を占めます。
がらっと雰囲気を変える事ができるため、アレンジのアイデアが出ない時にはついついリズムパターンを変えて満足してしまいがちですが、安易なリズムパターンの変更は曲の良さを台無しにしてしまうこともあるので注意が必要です。

(余談ですがSkid Rowってだいぶ雰囲気変わったのですね。
YouTubeのコメントでもVoがSebastian BachじゃないからSkid Rowじゃないというコメントがたくさんありますが、サウンドもかなり変わってますね。。。)

KoRn(コーン)


アメリカのメタルバンドKoRn。

KoRn節全開で説明の余地もありませんが、ハッピークリスマスな感じは100%ないですね。
クリスマスなんて大嫌いって方々にはおすすめです。

Hatsune Miku(初音ミク)


VOCALOID 初音ミク

最近アレンジといえば初音ミク界隈が凄いことになっていますが、それにしてもこの歌がソフトによって歌われているとは何度聞いても驚きです。

そして初音ミクを使ってアレンジする方々の柔軟性もとても参考になりますね。
この曲もサビ以外をJ-ポップ風なメロディーと物語をつけた歌詞にアレンジするなど、とてもおもしろい事になっています。

今回は「Jingle Bells」を様々なバージョンで聞いてみましたが、他にもクリスマスソングの名曲は沢山あるので是非たくさん聞き漁ってください。
きっと多くの気付きと発見があるはずです。

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